現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 魅力とりで発信課 > ともちんあなご > 「旧渡辺甚吉邸」を未来へ受け継ぐ(ともちんあなご)

印刷する

更新日:2023年5月17日

ここから本文です。

「旧渡辺甚吉邸」を未来へ受け継ぐ(ともちんあなご)

皆さんこんにちは、ともちんあなごです。
広報とりで5月15日号を発行しました。

8ページでは、国の登録有形文化財(建造物)となった「旧渡辺甚吉邸主屋(おもや)」に関する記事を掲載しています。

貴重な洋風住宅「旧渡辺甚吉邸」を未来へ受け継ぐ

登録証の受け渡し

令和5年2月27日、前田建設工業株式会社ICI総合センター(寺田)に移築・復原された「旧渡辺甚吉邸主屋(おもや)」が国の登録有形文化財(建造物)となりました。4月10日、同センター敷地内で、市教育委員会から登録証を受け渡しました。

登録証を手にする市教育長ら
(写真1枚目)甚吉邸主屋前で登録証を手にする前田建設工業株式会社ICI 総合センター長の岩坂照之さん(写真左)と、市教育長伊藤哲


貴重な洋風住宅

昭和9年に現在の港区白金台に建てられた甚吉邸は、実業家・渡辺甚吉の私邸として完成したチューダー様式の洋風住宅です。昭和初期の住宅建築界の技術や意匠の高さを現在に伝える貴重な建物で、国内のチューダー様式住宅の傑作と評価されています。

チューダー様式

15世紀から17世紀初頭のイギリスで流行した建築様式。柱や梁(はり)などの骨組みを露出させ、その間を漆喰(しっくい)で埋める外観の造り(ハーフティンバー)が特徴的

漆喰で立体的な装飾が天井に施された甚吉邸の食堂
(写真2枚目)漆喰で立体的な装飾が天井に施された食堂(1階)

甚吉邸の天井に施された漆喰の装飾
(写真3枚目)甚吉邸食堂の天井に施された漆喰の装飾

動画で登録証の受け渡し式と主屋内部の様子を紹介

甚吉邸の紹介動画、サムネイル画像
旧渡辺甚吉邸主屋【国登録有形文化財】

4月10日に行われた登録証の受け渡し式や、食堂・応接室など主屋内部の様子を動画にまとめました。

明日5月18日から、6月に実施する一般公開の予約受け付けを開始

所有者である前田建設工業株式会社の主催で、甚吉邸が6月10日・12日・13日に一般公開されます。
概要は、下記市ホームページをご覧ください。
市内初!旧渡辺甚吉邸主屋が国登録有形文化財に登録されました(一般公開について)

申し込み方法

「旧渡辺甚吉邸」の一般公開日が決定しました【前田建設工業株式会社ホームページ】(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)からのオンライン予約のみ

(注意)市役所や埋蔵文化財センターでは、申し込みやお問い合わせにはお答えできません。

 

広告エリア

広告募集要綱