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令和2年2月20、21日に議会事務局主催による議員研修会を開催いたしました。
2日目の様子は次のとおりです。
研修2日目の最初は、議会事務局次長による「初心」です。研修といっても、緩やかに2日目の研修に入り込めるよう、アイスブレイク的な内容です。
1人1枚、色紙をお渡しし「初当選時の気持ちを漢字一文字であらわしてください」がテーマです。
初当選時を思い出しながら悩まれているかた、即、記入されているかたと、さまざまでした。
「初心」って忘れたくないですし、忘れてはいけないものですよね。
写真向かって右から須田、鈴木、金澤、遠山議員
写真向かって右から加増(かぞう)、赤羽(あかば)、久保田、山野井議員
写真向かって右から海東、関戸、小堤(こづつみ)議員、齋藤議長
写真向かって右から岩澤、根岸、染谷、佐藤議員
続いて、ブロックパズルゲーム「ブロックス」で、朝の頭の体操です。早々コツを掴むかたもいれば、悩みに悩んでブロックを置き、直後に「あっ!こっちだ!」など、笑い声と悩ましい声が会場内のあちこちから飛び交います。
続いて、議会事務局係長による、議会における「発言」に関する研修です。難しい課題ですが、自己紹介で笑いを起こし、温かい空気の中で進められました。
須田、海東、根岸、久保田、鈴木議員の5人が3月2日から開会される定例会を前に、一般質問を通告から質問までの実践しました。
議長役には加増(かぞう)議員が。市長役には山野井議員、教育長役には小堤(こづつみ)議員、選挙管理委員長役には齋藤議長がくじ引きによって務めることに。また、議会事務局長席や普段、本会議インターネット配信や議場内カメラ操作を行う通称「録音室」の役割も、同様に議会事務局内でくじ引きにより決定。有事の際、だれでも、その役目が務まるように、との考えです。
決められた役に当たらなかった議員や事務局職員は、5人の新人議員の声の大きさや質問態度などを傍聴席から評価シートに書き込む評価者となり、厳しい目でチェックしました。
写真向かって左から須田、海東、根岸、久保田、鈴木議員。緊張した面持ちで着席しています。奥の傍聴席には評価者役の議員が座っています。
通告の順に登壇して模擬一般質問を行いました。トップバッターは根岸議員。
市長役の山野井議員は、「反問権」を行使し、新人議員はまさかの展開に汗!汗!汗!
教育長役の小堤(こづつみ)議員も、前日や当日のお昼休みも使って想定の答弁をかなり準備されていました。
議長席の加増(かぞう)議員からは「ここに座って議事運営は大変」と、新人議員だけではなく、役割を担った議員の皆さんも模擬とはいえ、新人議員のために一生懸命でした。
再び会場を大会議室に移し、ループ対話です。テーマは「政治への無関心を高めるためには…」と「議会モニター制度成功に向けて」です。
選挙投票率の低さなど、政治や議会への無関心は、取手市議会としても重要な課題と考えています。どうしたらいいのか?をワールドカフェ方式を用いて対話により、解決に向けたメニューを出し合いました。
また、令和2年度、議会モニター制度の導入を検討しているため、その方法論を対話によって見出しました。この研修で出されたメニューを今後、議会運営委員会などで協議決定していきます。
研修の最後には、2日間を振り返る「議会問題集」です。皆さん、悩みながら2日間学んだことを思い出しています。
そして…もう1枚の問題集が渡され、回答は「全てひらがな」。正しく記入いただくと…。私たち議会事務局職員からのメッセージになる仕掛け!
最速で全問正解の回答用紙を仕上げた金澤議員から答え合わせを代表で行っていただきました。
仕掛けに気づくと、市議からは「あー」「なるほどー」の声が…。
参加議員の皆さんには、2日間のベストオブ講師を投票していただき、栄えあるベストオブ講師には、「議会棟のトリセツ」を行った高橋君が受賞。次点とは1票差の激戦でした。
続いて、議会事務局長から「個性あふれる議会事務局職員全員が一生懸命取り組み、私たちの勉強にもなりました。これからの任期4年間、改めましてよろしくお願いいたします。」とあいさつをしました。
参加議員にはアンケートの御協力をいただき、全参加議員から「とてもよい」「よい」の回答。また、今後継続して開催を希望するかの問いにも全員から継続を希望する回答でした。
また、講師役を務めた全事務局職員に対しても内容や態度、わかりやすさなど10段階評価をいただき、それぞれに温かい、ていねいなコメントをいただき、私たち事務局職員一同、感動しました。
最後に、齋藤久代議長から2日間の研修を通じ、これからの任期中「ワンチーム」となって議会を運営していく大きな意義のあるものとなったこと。そして、議会事務局職員への感謝のあいさつをいただき、会場内全員の大きな拍手で研修を終了しました。