現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会の取り組み・活動 > 議員研修会・説明会 > 「より濃く、より深い質問・質疑を考える」をテーマに議員研修会を開催(令和6年8月)
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令和6年8月2日(金曜日)、取手市議会基本条例第17条に基づき、令和6年度1回目となる議員研修会を開催しました。
今回の研修のテーマは、「より濃く、より深い質問・質疑を考える」。講師に早稲田大学マニフェスト研究所事務局長の中村健氏をお迎えし、議員23名が研修を受講しました。
議会において、質疑とは、議題となっている事件について、疑義を質(ただ)すために行う発言のことをいいます。定例会や委員会で、議題となっている議案等のより深い理解・調査のため、議員が質疑・質問を行う機会が多くありますが、それらの質疑・質問をより良いものとするため、今回研修を実施しました。
まずはじめに、岩澤議長から「質問・質疑をより濃く、より深いものとするべく、中村先生との研修会を実りあるものとしたい」と挨拶がありました。
中村先生からは、冒頭、研修会の直前まで行われていた建設経済常任委員会を傍聴した所感を述べられた後、委員会で行われた委員による質疑や職員の答弁を例に、質疑・質問の重要性や意義について説明いただきました。また、ご自身が町長を経験され、積み重ねてこられた知見を含めて解説していただきました。研修ではグループワークも織り交ぜられ、議員全員で質疑・質問についての知識の向上や議員間の共通認識を得ることができました。また、講義の合間での議員からの質疑にも、先生から丁寧に回答していただき、とても有意義な研修となりました。
挨拶をする中村健先生
活発に議論を交わす議員
オンライン会議システムを活用し、別会場からも研修に参加する議員
中村先生による講義の後、石井副議長から「より深い質疑・質問について学ぶことができた。今日の研修が形となれば、さらなる議会改革につながると感じた」と感謝の言葉がありました。
今回の研修を通して、質疑・質問について議員全員の知識向上が図られ、とても有意義な研修となりました。今回講師を務めていただきました中村健先生、本当にありがとうございました。
当市議会では、議員の政策形成及び政策立案能力の向上を図るため、引き続き議員研修の充実強化に努めてまいります。