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9月25日(月曜日)、取手市議会基本条例第17条に基づき、令和5年度2回目となる議員研修会を開催しました。
今回の研修のテーマは、「公共交通とまちづくり」について。講師に拓殖大学名誉教授の秋山義継先生をお迎えし、議員24名と議会事務局職員3名、執行部職員6名が受講しました。
取手市議会では建設経済常任委員会にて昨年から、市の交通空白地帯解消、市民の安心安全で利便性の高い交通網拡充を図るため、デマンド交通についての調査・研究が行われています。議員間で、公共交通についての知識を一層深めるために、今回研修を実施しました。
まずはじめに、金澤議長から「取手市議会では現在、建設経済常任委員会にてデマンド交通についての調査研究を行っている。本日はデマンド交通を含めた公共交通とまちづくりについてご教授願いたい」と挨拶がありました。
秋山先生から、他自治体や海外の実例の紹介や、ご自身の積み重ねてこられた知見をもとに、公共交通のあるべき姿や課題などについて解説していただきました。また、取手市の高齢化率に着目し、高齢者にとって利用しやすい公共交通や費用対効果などについての説明もしていただき、とても興味深く聴講させていただきました。
講話の後に質疑応答の時間が設けられ、議員から、これまでの公共交通についての調査・研究を通して抱いてきた疑問等について多くの質問が出され、秋山先生からは、ひとつひとつ丁寧に事例を交えながら回答していただきました。
落合副議長から秋山教授へ「さまざまな視点から公共交通について学ぶことができた。市の公共交通の課題解決の糸口が見えた気がする」と感謝の挨拶が行われました。
今回の研修を通して、公共交通とまちづくりについて議員全員の知識向上が図られたという点で、とても有意義な研修となりました。今回講師を務めていただきました秋山義継先生、本当にありがとうございました。
当市議会では、議員の政策形成及び政策立案能力の向上を図るため、引き続き議員研修の充実強化に努めてまいります。