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同じ治療を受ける場合でも、健康管理に役立ち、できるだけ負担軽減を図れる上手な受診方法をご紹介します。医療機関は、保険診療の医療費について、国が定める「診療報酬基準」にもとづき患者や保険者(国保)に請求をします。国保では、その請求が基準どおり適正に算定されているかを審査した後、医療機関に保険給付額を支払っています。
この情報から「医療費通知」を作成し、受診歴と費用についてをお知らせしています。
内容を確認していただくと同時に、皆さまの国保税などから支出している医療費の状況についてご理解ください。また、診療報酬の算定方法や医療機関の管理方法など知ることにより、上手に医療機関にかかるかた法がありますのでご参照ください。
決まった医師(かかりつけ医)を決めて受診しましょう。どんな名医でも、生活状況や体質など、あなたの十分な情報がないと適切な診断はできません。
自宅近くなど、身近でじっくり相談できる医療機関(開業医)から選ぶことがポイントです。
薬は、治療において重要な役割を持つもので体に負担を与えるものも少なくありません。
最善の治療をおこなうためにも、院外調剤の場合は、異なる病院からの処方せんを受けるときでも同じ薬局で薬をもらいましょう。
また、薬局も病院と同じく、薬局を変えるごとに管理料などが請求されるものがあります。
新たに開発された薬の多くは特許を取得しており、長くにわたって高い価格で独占的に普及しています。
これは、膨大な開発費用を回収する必要があり、特許補償が認められているためです。
この特許期間が経過し、新薬と同じ有効成分で開発されるのがジェネリック医薬品で、後発医薬品ともいわれています。
開発費用を安く抑えることができるため、各製薬会社は新薬より安い価格で提供することができます。
ジェネリック医薬品は、薬事法にもとづき、厚生労働省から承認を受けており、各製薬会社独自に形状や添加物などの飲みやすい工夫がされているものもあります。
新薬との費用の比較など、詳しくは薬局窓口にお問い合わせいただき、ご活用ください。
被保険者証の交付時にお渡ししているパンフレットに同封の「ジェネリック医薬品希望シール」を被保険者証や診察券に貼ってご使用ください。
休日や夜間に病院や薬局に受診すると、通常の医療費に加えて時間外手数料が請求されます。
また、救急医療を必要とする他の重篤な患者さんの措置に影響を及ぼすこともありますので、急病などのやむを得ないときを除いては、診療時間内に受診してください。
治療は、早く発見すれば効果的に、かつ体にも経済的にも負担が少なくなります。
健診は、糖尿病や心疾患に至る動脈硬化など、自覚症状なしに進行し、突然重篤な病気であることに早めに気がつく唯一のかた法です。
健診を受けるだけでなく、かかりつけ医や保健センターなどに相談することで、病気に対するリスクに備えることもできます。
健診結果の数値が気になる場合は、すぐご相談ください。
保健センターにご相談いただく場合は、下記にご連絡ください。