現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 市長・副市長・教育長 > 副市長 伊藤 哲 > 【市所蔵作品展】郷土の風景と筆致に宿る想い(副市長 伊藤哲)
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副市長の伊藤哲です。先日、とりでアートギャラリーにて開催していた「市所蔵作品展 画家のみた風景」を拝見して来ました。
本市が所蔵する風景画約40点が展示された本展。創作画人協会を創設された田中路人先生や、二科会理事長を務められた田中良先生をはじめ、郷土の歴史を刻んだ故人の作家と、創造を続ける現役作家の、それぞれの作品が一堂に会していました。
貴重な作品の数々からは、見慣れた取手市の風景の中に宿る、作家それぞれの視点や感性を感じ取ることができ、改めて故郷の風景を見つめ直す機会を与えてくれます。作家たちの眼差しを通して、日常に宿る美しさや、未来へ繋がる郷土の自然や文化の価値を再認識しました。
また、とりでアートギャラリーでは「取手市長賞作品展」も同時開催されておりました。令和6年度の受賞作品からは、若き芸術家の研ぎ澄まされた感性と、作品に込められたアイデンティティがひしひしと伝わってきました。物故作家の重厚な作品から、未来を担う若手作家の瑞々しい作品まで結集した「市所蔵作品展 画家のみた風景」と「取手市長賞作品展」は、まさに取手市の芸術文化の歩みを物語るかのようです。今後も市民の皆様が心豊かな生活を送れるよう、文化芸術に触れる機会の提供に努めてまいります。