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更新日:2025年5月12日

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【学校が担う地域防災の役割】戸頭地区幼稚園・小中学校合同引き渡し訓練(副市長 伊藤哲)

副市長の伊藤哲です。5月9日(金曜日)に、震度5の地震発生を想定した合同引き渡し訓練が実施されました。本訓練は、地域にある日本語学校つくばsmileの学生、認定こども園のめぐみ幼稚園の園児、戸頭小・中学生、それぞれの施設の職員を含め、800名を超える皆さまが参加した大規模なものとなりました。

机の下に隠れる生徒たち
校庭に集まる学生たち
写真は、地震発生を想定して中学生が机の下に隠れる様子と、戸頭中学校のグラウンドで中学生とつくばsmileの生徒が合流した際の様子です。つくばsmileの生徒は、日本語学校近くの避難場所となる戸頭中学校まで徒歩で来校しました。

学校の外に移動する学生たち
園児を中心に手をつないで歩く学生たち
校庭に集まる園児と学生たち
2校の生徒は、歩道等の危険箇所を確認しながらめぐみ幼稚園で園児と合流し、園児を中心に手をつないで戸頭小学校に向かいました。

戸頭中学校とつくばsmileによる、多文化共生社会の実現に向けた協働事業としては、今回で2回目となります。地域の防災訓練に参加できたことは、日本語学校の生徒にとっても、実りある経験であったと思います。

【多文化共生】戸頭中学校で異文化交流授業が実施されました

今回の訓練は、大地震などの有事の際に中学生が、地域の安全の担い手・リーダーとして自覚し行動できるようにと、戸頭中学校が発案したものです。保護者への引き渡し場所となった戸頭小学校では、「有事の際に下の年代である地域の園児や小学生が、中学生と一緒にいられることで安心感にもつながる」、「大人の職員が一カ所に集まることで、冷静な判断が促されるメリットがあるだろう」、「本番は市や自主防災会との連携がより求められるだろう」など、職員同士が活発な意見を交わしていました。

戸頭小・中学校におかれましては、今後も地域の皆さまと連携し、地域社会を活性化する取組を展開されますことを期待しています。

 

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