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更新日:2025年8月4日

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取手市役所DX展を開催しました

令和7年7月24日、取手市役所の業務で利用しているAIやRPAなどの各種システムを展示する説明会を開催しました。
この説明会は、市職員に広くシステムを周知し、各課業務での利用推進を図る目的で、「取手市役所DX展」と称し、利用中のシステムを提供する各企業の協力を得て、昨年初めて開催したものです。

2回目の開催になる今回は、4つの企業の協力を得て、既に運用中の生成AI・AI音声認識技術、RPA、AI-OCRなどの業務効率化支援ツールやクラウド本棚のブース、さらに、令和8年2月に本格稼働を目指し準備を進めているスマホ市役所の紹介ブースを設置しました。

当日は、市職員や市議会議員約110人が参加し、各ブースで操作体験をしたり、情報管理課職員や企業の担当者と活用に向けた相談が行われました。

また、今回は、取手市役所で先進的に利用している議会答弁書作成支援システム等に関するお問い合わせが増えていることから、茨城県内の市町村にも案内したところ、市町職員約40人が来場し、各ブースで活発な情報交換が行われました。

(参考)
RPA
…ロボティック・プロセス・オートメーションの略称。パソコンなどのコンピュータ上で行われる作業を人の代わりに自動で実施してくれるソフトウエア。
AI-OCR…PDFや画像に書かれている文字列を、デジタルなテキストデータに高精度に変換する技術。

会場の様子

議会棟の議場と大会議室を会場とし、会場内には「AI音声認識技術」「生成AI技術」「クラウド本棚」「RPA・AI-OCR技術」「スマホ市役所」など個別のブースを設け、情報管理課職員や各企業の担当者が、現在庁内で活用されている事例や、今後展開予定のシステムを紹介しました。

第1会場(議場)の様子

第1会場では、午前・午後各1回、情報管理課長による「議会答弁書作成支援システム」「音声認識システムと生成AIの活用による議事録等の作成事務効率化」の事例紹介を行ったほか、「議会表決システム」「正副委員長選挙投開票システム」について、東京インタープレイ株式会社が説明を行いました。参加者からは数多くの質問があがり、興味関心が高いことがうかがえました。

実際にシステムにも触れ、議会の答弁書を作成したり、表決や投開票を体験しました。

議場にて生成AI関連システムを説明している様子

議場を使って開催した生成AIなどのシステム説明の様子(傍聴席から撮影)

第2会場(大会議室)の様子

AI音声認識システムブース

AI音声認識システムブースでは、情報管理課職員と株式会社アドバンスト・メディアにより、多くの課で活用が図られ始めている音声認識システムを活用した議事録作成ツールの使いかたや有効的な活用法の説明を行いました。

また、障害福祉課カウンターに設置している音声認識システムを利用した透明ディスプレイによるリアルタイム文字表示などを展示しました。

AI音声認識システムゾーン

RPA、AI-OCRブース

RPA、AI-OCRブースでは、情報管理課職員と株式会社NTTデータMCSによる相談ブースを設置し、日頃の業務をシステムによってさらに効率化できないか、といった課題解決に向けた取組みを進めました。

OCR、RPAゾーン

RPA説明の様子

スマホ市役所ブース

令和8年2月に本格導入を目指し現在準備を進めている「スマホ市役所」ブースには、システムで何ができるかなど実際に情報管理課職員と一緒にデモ環境に触れたり、オンラインにより株式会社Bot Expressとの質問環境を整備し、各課の業務活用推進を図りました。

スマホ市役所ゾーン

自治体・公共Week出展企業提供資料ブース

自治体・公共Week出展企業提供資料ブースには、7月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイトにて開催された「自治体・公共Week」に参加した情報管理課職員が、市の業務の参考になるのではないかと収集した約70の様々なシステム等に関する資料をまとめて展示しました。

自治体公共WEEK資料ゾーン

お問い合わせ

情報管理課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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