現在位置 ホーム > くらしの情報 > 環境・衛生 > 環境にやさしい生活 > 環境講座・講習 > 取手市サステナブル学習プロジェクト > とりでおんだんかマスタートライアル2022 > 【戸頭小学校】児童がステップ3「活動をつくる」に取り組みました
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市は令和2年8月3日、茨城県で初となる「気候非常事態宣言」を表明し、地球温暖化の緩和策や気候変動への適応策の取組を推進しています。
その取組の一環として、未来を担う子どもたちが持続可能(サステナブル)な未来をつくるための知恵や価値観を育む、「取手市サステナブル学習プロジェクト」を実施しています。
サステナブル学習プロジェクトの初年度となる令和4年度は「とりでおんだんかマスタートライアル2022」と題し、戸頭小学校と戸頭中学校の2校をモデル校に指定し同プロジェクトを実施しています。
また、「とりでおんだんかマスタートライアル2022」は年間で5つのステップを踏んで学んでいきます。
同プロジェクトの詳細は、次のリンクをご覧ください。
取手市「サステナブル学習プロジェクト」がスタートしました
第1回の授業の詳細は、次のリンクをご覧ください。
【とりでおんだんかマスタートライアル2022】戸頭小学校でステップ1「知る」を実施
第2回となる今回の授業では、児童がステップ3「活動をつくる」に取り組みました。
児童一人ひとりが調べて学習したことをクラス全体で共有して、今後の活動内容を決めていきます。
戸頭小学校で「とりでおんだんかマスタートライアル2022」第2回の授業を実施しました。
令和4年9月29日
市立戸頭小学校4年生児童(67名)
市立戸頭小学校4年生の各教室
はじめに、先生が前回のステップ1「知る」で学んだことについて振り返りました。
また、令和4年9月23日から24日にかけて猛烈な大雨を降らせた台風15号の影響で、静岡県内において断水が発生したニュースを例に挙げ、地球温暖化対策の必要性について児童へ説明すると、「地球温暖化対策はSDGsでどのゴールに関係しますか」と児童から質問が出される場面があり、児童のSDGsに対する関心の高まりを感じることができました。
次に、児童が夏休みに地球温暖化と関係がありそうなSDGsの取組について各自で探してまとめたこと(ステップ2「調べる」)を、各班に分かれて発表し合いました。
児童は自宅周辺のスーパーやコンビニエンスストア、インターネットでのリサーチも含めて、SDGsの取組がされていることを知り、発表が終わるたびに盛り上がっていました。
各班で出された内容を黒板に書き写してクラス全体で共有しました。
前回の授業で、児童にSDGs全てのゴールの中で、どのゴールに興味を持っているのかを確認しました。
その集計結果を踏まえて、先生からクラスの活動として戸頭地区の「宮ノ前ふれあい公園」での清掃活動の提案がありました。
先生は「この清掃活動は地球温暖化や海洋生物等に影響をもたらすマイクロプラスチック問題への取組となります」と温室効果ガスの削減に繋がる理由等を児童へ説明しました。
サステナブル学習プロジェクトでは、その特色として活動の成果を数値化していきます。今回は、パソコンを使って清掃活動で回収したペットボトルや空き缶等の重さで温室効果ガスの削減量を導き出し活動の成果とします。
また、活動成果の数値化にあたっては、当事業に協力する筑波大学と茨城大学の学生と意見交換しながら進めていきます。
今後はステップ4「活動する」として週に1回程度、パソコンを活用し児童と大学生が定期的に意見交換していきます。
児童は、この活動を通じて気づいたことや感じたこと等を記録していき、大学生が児童へアドバイス等を行いながら活動を進めていきます。
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