印刷する

更新日:2025年12月23日

ここから本文です。

【取材】日本語学校つくばスマイル「地域でふれあい、地域に貢献」

2025年9月末、取手市戸頭(とがしら)にある「日本語学校つくばスマイル」を訪ねました。

日本語学校つくばスマイルの留学生5名が並んだ画像
取材に応じていただいたのは、(写真左から。()内は出身国)サヒルさん(ネパール)、ビチタラさん(バングラデシュ)、ウメシャさん(スリランカ)、エインさん(ミャンマー)、ミイさん(ベトナム)の5名の留学生。

多国籍の留学生同士のコミュニケーションは、学校で学んでいる日本語で行います。取材も日本語で答えていただきました。驚いたのは、ほぼ全員が日本に関心を持ったきっかけが、アニメを観て好感を持ったと語ったことです。
そして、日本語を学びそれぞれの夢を実現させようと、強い意思を感じました。日本の会社への就職、インフルエンサー(人々に影響を与え、行動や意識の変化を促す人物)、自動車整備士、CAD(キャド)デザイン技術者を目指しているとのことでした。
学校では、午前の授業または午後の授業を各4コマ(1コマ45分)受け、寮では自炊し、空いた時間に法律で規定された週28時間限のバイトに励み、仕事先で日本語のスキルアップや社会のルールなどを学んでいるようです。アルバイト収入で、生活費のほか、授業料の一部などもカバーするため、それは大変です。好きな日本語は「明日」、「独立」、「頑張ります」、「親」、「お金」と明るい笑顔で話してくれました。
今回は、まさにグローバルな世界、ダイバーシティを感じました。日本や取手市の良さを知ってもらい、それぞれの夢実現を願う取材でした。(糸井)

日本語学校つくばスマイル 金久保(かなくぼ)校長 インタビュー

日本語学校つくばスマイルの金久保(かなくぼ)校長の画像

つづいて、同校の金久保 紀子(かなくぼ のりこ)校長にお話を伺いました。

  1. 日本語学校つくばスマイルの教育目標「私たちは、ひとりひとりの学生が目標とする次のステージにおいて活躍できる日本語コミュニケーション能力と、円滑に生活できる柔軟な姿勢の習得を目指します。日本の社会で生きていく基礎を大切に育てます。」
  2. 2011年より授業を開始しました。定員は100名、午前午後の二部制です。留学生はスリランカ、ベトナム、モンゴル、ミャンマーなど様々な国から来日しています。男女ほぼ半々で寮生活が中心です。
  3. 学習内容は「文字」「発音」から「会話」「作文」へと展開します。「話すこと」「聞くこと」「読むこと」「書くこと」の言語活動をバランスよく学習する内容となっています。漢字は2年間で約1000文字学びます。
  4. 留学生は自国で日本語を学習し、その後留学の在留資格を取得して入学します。大学や専門学校への進学を目的として長期(最長2年)に日本語を学ぶコースが中心です。クラスは初級から上級までレベル別で構成しています。
  5. 卒業後は日本の企業で働き、そして生活し、日本に永く住み続けたいという希望者が多くいます。日本国籍の取得も考えている留学生もいます。
  6. 地元の「戸頭(とがしら)夏まつり」への参加や小中学校、高校と交流の機会を設けています。今後は市役所と連携し、留学生への「租税教室」も企画しています。

戸頭地区幼小中合同避難訓練の様子
写真は同校と戸頭(とがしら)地区の幼稚園・小学校・中学校が参加した避難・合同引き渡し訓練の様子

そのほかにも、取手市と協働し多文化共生への様々な取り組みを行っています。

まとめ

留学生は学ぶために資金が必要です。多くの留学生がアルバイトをしています。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店で働いています。そして職場では一定の戦力になっています。これは社会の一員として日本へ貢献している一面もあります。

金久保校長は、「留学生は皆、勉強や仕事で忙しい中でも地域社会に溶け込めるよう努力し頑張っています。このことを地域の人々に知ってほしいと思います。私たちは卒業後も彼ら、彼女らが自分らしく日本で生きていけるよう、”外国籍市民”を育てています。」と強調しました。(落合)

このページは、以下のSDGsのゴールと関連しています。

SDG's目標5「ジェンダー平等を実現しよう」画像

SDGsとは

お問い合わせ

市民協働課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

広告エリア

広告募集要綱