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更新日:2024年9月3日

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ふるさと納税による影響額

ふるさと納税による市の財政への影響

ふるさと納税は、応援したい自治体が選べることや、各自治体が寄附のお礼品を充実させていることなどから、寄附者にとっては多くのメリットがあり、年々制度の利用者が増加しています。一方で、特に都市部を中心にふるさと納税により市民税が減収しており、減収額も年々増加していることから、住民サービスの低下が懸念されています。

取手市においても、民間のふるさと納税ポータルサイトと契約し、お礼品の充実を図るなど多くの寄附をいただけるよう努めているところですが、取手市民が他自治体へ寄附したことによる市民税の減収額は年々増加しており、市の収入の根幹となる市税の減収に大きな危機感を持っています。

ふるさと納税による影響額のイメージ図

影響額イメージ図。寄附金収入と返礼費用の差引をふるさと納税の歳入増とし、それを市税の税額控除と比較した差額が差引影響額となる

取手市におけるふるさと納税による影響額

令和5年度は、ふるさと納税で約15億3,000万円の寄附をいただきました。お礼品の代金やお礼品の送料、寄附の受領書発行に係る事務経費などが約7億5,700万円かかっており、これらの経費を差し引くと、約7億7,300万円になります。これに対して、取手市民が他の自治体に寄附したことによる市民税の控除額は約2億8,500万円で、ふるさと納税による影響額は、約4億8,800万円のプラスとなっています。今年度の収支はプラスとなっていますが、市民税控除額が年々増加しており、控除額の75%は普通交付税で措置されるものの、市の自主財源である市税が年々減収している状況です。令和元年度からの5年間の合計では、市民税控除額は約8億9,100万円となっています。

ふるさと納税による影響額の推移(単位:千円、千円未満四捨五入)

 

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

取手市への
ふるさと納税額

175,107

230,275

869,897

1,082,872

1,529,660

お礼品等の経費

89,104

112,090

439,985 543,687 756,582

お礼品等の経費を除いた
ふるさと納税額(A)

86,093

118,185

429,912

539,185

773,078

市民税控除額(B)

113,270

124,943

162,240

206,040

284,598

ふるさと納税による
影響額(A)-(B)

-27,177

-6,758

267,672

333,145

488,480

市民税控除額は前年の1月1日から12月31日までの寄附に対して行われる控除額です。

お問い合わせ

財政課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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