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更新日:2023年10月2日

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【10月13日から10日間】貴重な本陣建築を特別公開!(ともちんあなご)

皆さんこんにちは、ともちんあなごです。
広報とりで2023年10月1日号を発行しました!
4ページでは、茨城県と取手市の指定文化財である「旧取手宿本陣染野(そめの)家住宅」特別公開の記事を掲載しています。

10月13日間から10日間、「旧取手宿本陣染野家住宅」を特別公開します!

本文用主屋(本陣)

江戸時代初めに水戸徳川家から本陣に指定された旧取手宿本陣は、宿場町から発展した取手の歴史を象徴する貴重な文化財です。水戸街道で現存する最古最大の本陣建築を、10日間連続公開します。

特別公開に関する詳細は、以下の市ホームページをご確認ください。
旧取手宿本陣を特別公開します

旧取手宿本陣染野家住宅とは

染野家が水戸徳川家から本陣に指定されたのは、貞享(じょうきょう)4(1687)年のこととされています。市では昭和62(1987)年1月に、敷地を史跡に指定しています。

現在の旧取手宿本陣染野家住宅の主屋(しゅおく)は寛政7(1795)年に建築されました。
また、平成8年1月には、主屋と土蔵が茨城県指定有形文化財に指定されています。水戸街道の本陣で唯一、一般公開している貴重な文化財です。

旧取手宿本陣染野家住宅の文化財指定のあゆみなど詳細は、以下の市ホームページをご確認ください。
(県指定文化財、市指定文化財)旧取手宿本陣染野家住宅

本陣と取手宿

江戸時代、参勤交代の制度により大名は江戸と領地の間を往復しましたが、その道中で宿泊や休憩に利用した施設を本陣といいます。本陣は、その宿場の有力者の家が指名されました。
17世紀の後半には、千住と水戸を結ぶ水戸街道の宿場として取手宿が整備されていったと考えられます。

主屋の概要

大名・武士が利用する部分(取手の場合は西側)は、武家の住宅の造りである書院造となっています。
染野家が住まいとして利用する部分(同じく東側)は農家の造りとなっていて厳格に分けられています。

主屋の平面図(本陣)
主屋の平面図です。太い線で囲った範囲が、本陣として使用されていました。

上段の間

上段の間へ続く部屋(本陣)
主屋西側には8畳間が南北に3部屋つながっています。
写真の手前側から、三の間・二の間で、一番奥が上段の間です。上段の間は床が約20センチメートル高くなっていて、この部屋を使用する人物の身分が高いことを表しています。

ともちんあなごの推しスポット!

ヒョウタンのくり抜き
上段の間、障子の上にある板欄間のヒョウタンのくり抜き。趣があって、魅力的!
本陣には見所が満載なので、特別公開の機会を活用して、あなただけの推しスポットを探してみませんか。

広報とりでの特集で本陣をおさらい

広報とりで2021年10月1日号で、「旧取手宿本陣染野家住宅から水戸徳川家とのつながりから」を特集。建物や歌碑、染野家に伝わる水戸藩主直筆の掛け軸などから、水戸徳川家とのつながりを紹介しています。

本陣の動画サムネイル
また、主屋内部の様子などを紹介する、特集と連動した動画も公開しています。

広報とりで2021年10月1日号特集動画「旧取手宿本陣染野家住宅」

 

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