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更新日:2025年5月26日

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【取手混声合唱団 第37回定期演奏会】豊かな表現の世界に市民会館が包まれました(副市長 伊藤哲)

副市長の伊藤哲です。このところ、お天気や体感気温の変化がめまぐるしいと感じております。皆様も出かける際など、服装も天気予報をチェックする日々ではないでしょうか。

令和7年5月25日(日曜日)に、「取手混声合唱団第37回定期演奏会」にご招待いただき、市民会館大ホール一杯の観客の皆さんと多彩な混声合唱の世界を満喫して参りました。コンサート当日(25日午後)は、雨が心配されましたが合唱団の皆さん、楽しみに待って来られた方々の願いが叶い過ごしやすい天候に恵まれました。

取手混声合唱団の定期演奏会は、毎年多彩な曲を取り上げ、練習を重ねた成果を見事に披露していただいております。私も毎年観客の一人として存分に楽しませていただいてきました。

今年は、どんなプログラム構成で市民会館を盛り上げてくださるか期待が膨らむことや合唱団の皆様への感謝を伝えて欲しいとの中村市長からのメッセージをコンサート開始の前に紹介いたしました。

黄色い背景の中、合唱をする男女

さて、今年のプログラムは第1ステージでは、凍てついた冬から少しづつ光輝く春へと続く情景を、叙情豊かに歌い上げるものでした。そこでは、市民会館に今年の3月にお見えしたフルコンサートグランドピアノを奏でる横山顕子さんのピアノの響きがホール全体に静かに広がり、音の世界を一段と豊かにされました。

第2ステージでは、郷愁へ誘われ知らぬ間に歌詞を口ずさんでしまう童謡の世界に包まれました。会場の雰囲気を盛り上げてくださる指揮者の山田茂先生のリードで、私たち観客も加わり「ふるさと」を大合唱できました。

第3ステージは、ジョン・ラター作曲の宗教曲「マニフィカト」が披露されました。初めて聴く曲でしたが、宗教曲の厳粛さ神秘的な響きと美しい旋律、楽章毎の変化を堪能させて頂きました。ソプラノ独唱の渡邉真弓さんも登場されホールに繊細な歌声が響き渡り、感銘を受けました。

そして、プログラムを終えても鳴り止まない拍手にアンコールも2曲、その中で、再会を約束する気持ちを込めて「夕焼け小焼け」を会場全体で合唱しました。今年も、気が付けば2時間があっという間で名残惜しさと来年(オーケストラを交えて、ドボルザークを取り上げる予定とのこと)への期待胸膨らむ定期演奏会でした。

このたびの演奏会でも、混声合唱団の皆様お一人お一人が、音楽を愛し新たな挑戦を掲げて、団員同士で励まし合いながら練習を重ねてこられたことを感じ取ることができました。改めて皆様が音楽に真摯に向き合い、市民はじめ多くの人々を音楽に誘ってくださる姿勢に敬意を表する次第です。

市は、芸術を通してまちの活力の維持・創造を進めています。取手混声合唱団の皆様方は、取手市が進めてきた文化芸術の振興を体現されています。これからも、心豊かに過ごせるまち、住み続けるほど好きになる街の魅力発信のためにも、お力添えを賜りますようお願いいたします。

 

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