現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 社会福祉課 > どうもちゃん > 和田町内会自主防災会の防災出前講座が開催されました(どうもちゃん)

印刷する

更新日:2023年9月8日

ここから本文です。

和田町内会自主防災会の防災出前講座が開催されました(どうもちゃん)

8月27日 日曜日、和田町内会自主防災会の防災出前講座が和田コミュニティセンターで開催され47人の地域のかたが参加されました。和田地区では、毎年この時期に防災に関する研修会を実施しています。防災に対する意識の強さを感じました。

「地域コミュニティが命を救う、災害犠牲者ゼロを目指した防災まちづくり」をテーマに、2015年9月の「関東東北豪雨災害」で大きな被害を受けた常総市根新田町内会事務局長の須賀英雄さんを講師に迎えての研修でした。

須賀さんは、ご自身の被災経験から、日頃からの備え、マイタイムラインの作成の重要性、地域コミュニティ(向こう三軒両隣の近助・共助)の大切さについてお話いただきました。

和田2

緊急時の取り組みとして、根新田地区では、シュートメール一斉送信システムを構築し運用しています。根新田地区の世帯数は約100世帯です。全世帯のかたが加入し、普段にも災害発生時にも、このショートメール一斉送信により、正確・迅速に同じ情報が一斉に送信されます。また、世帯全員が、家族の避難行動計画マイタイムラインを作成し、台風接近3日前からの行動がしっかり計画され運用されています。

須賀さんは、災害を自らの事として考えるという個人の意識(自助)が欠落すると、防災・減災は成り立たないと強く訴えされました。

  • ハザードマップが配付されたのに見ようともしない!
  • 行政が避難指示を出してくれるのでそれまでは安心だ!
  • 避難所に行けば何でもあるので避難用品は用意しない!
  • 避難指示が空振りしたら、行政に苦情を言う!

どうですか、皆さん?

いよいよ本格的な台風シーズンとなりました。
備蓄品・防災用品の点検はしていますか?
どこにどのように避難しますか?
家の周りの危険箇所の点検はしていますか?

自然災害はいつ、どこで起きてもおかしくありません。どんな災害がいつ起きても対応できるように日頃からの備えや、自分の身は自分で守るという一人ひとりの意識がとても重要になります。
「いつ、どこへ、どのように避難するのか」を決めておくという意識を地域の皆さんに常日頃から声掛けしていただき、繋がり合うことの大切さを地域の皆さんに伝えていただいている、和田町内会自主防災会の皆さまに感謝いたします。

 

広告エリア

広告募集要綱