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更新日:2024年1月11日

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埋蔵文化財センター第51回企画展が開催中です(その3)(飯島章)

9月に入っても暑い日が続いていますが、皆様おかわりなくお過ごしでしょうか。
またまたご無沙汰をしてしまいました。

8月15日にささやきました「埋蔵文化財センター第51回企画展が始まりました」を(その1)、8月20日にささやきました「埋蔵文化財センター第51回企画展歴史講座が開催されます」を(その2)とさせていただきまして、今回は「埋蔵文化財センター第51回企画展が開催中です」(その3)をささやきます。

第51回企画展「絵はがきでよみがえる昔の取手」については、「歴史・文化財のお知らせ」(掲載は終了しています)をご参照ください。

「郵便現業絵巻」と「郵便取扱之図」

今回の企画展では、約170点の資料を展示しています。その内、絵はがきは約130点になります。
絵はがき以外の資料として、複製資料ですが郵便創業期の姿を今に伝える絵画資料として「郵便現業絵巻」と「郵便取扱之図」を展示しています。
複製資料の展示につきまして、ご許可いただきました原資料所蔵機関の郵政博物館様には、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

さて両資料とも、文化庁が運営する「文化遺産オンライン」のホームページで、画像が紹介されています。
詳しくは、「郵便現業絵巻」(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)「郵便取扱之図」(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)をご参照ください。

この「郵便現業絵巻」の内、今回の企画展では下巻に収録の「郵便受取所、郵便貯金預所の光景」と「地方の三等郵便局」の2場面の複製資料を展示しています。
下の写真は展示室の様子です。展示資料を大きく撮影することはできませんので、この画像でお許してください。右から三つ目と四つ目の額に、複製資料を入れて展示しています。
第51回企画展展示室の様子04

「郵便取扱之図」は14面全図を展示しますが、複製資料は折り本形式になっているので、会期中4面ずつ4回展示替えをします。センターの展示ケースは、幅が一番広いもので240センチメートルなので、4面ずつでしかご覧いただけません。上の写真では、左側の展示ケースになります。

「郵便現業絵巻」と「郵便取扱之図」からは、機械化・省力化が進む現在とは異なり、多くの作業を人力に頼らざるを得なかった明治時代の郵便創業期の苦労が偲ばれます。
展示資料をご覧いただき、安い料金で、全国どこへでも、さらには海外にまで、早く正確に郵便物を届けるため、日夜奮闘した先人たちの労苦に思いをはせてください。
もちろん、現在でも郵便事業に携わるすべての人びとに深く感謝の意を表します。

皆様のご来館をお待ちしています。

今回も手前味噌なささやきで失礼しました。

 

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