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お子さんの予防接種を受ける前に確認しましょう
予防接種は、自分自身で免疫を作って病気を予防するための助けになりますが、まれに重い副反応をおこすことがあります。市では予防接種の安全性と効果を確保するために、対象者や方法を定めて予防接種を実施しています。詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
取手市に住民登録をしていないと、公費負担では受けられません。
種類の異なるワクチンを接種する場合は効果および安全性のため、次の期間をあけましょう。
異なるワクチンとの接種間隔
注射生ワクチン接種後、異なる種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上の間隔をあけてください。
- BCG
- 麻しん・風しん(MR)
- 水ぼうそう
- おたふくかぜ
新型コロナワクチンとの接種間隔は、前後2週間あけてください。
こんな病気にかかったら
小児期は急性疾患にかかりやすく免疫の回復が不十分であることも考えられるため、かかった病気の種類によって、免疫機能の低下や続発疾患の可能性が考えられる場合には一応の目安として、以下の間隔をおくことになっています。
麻しん、風しん、水ぼうそう及びおたふくかぜ等にかかった時
全身状態の回復を待ってから接種します。麻しんに関しては治癒後4週間程度、風しん、水ぼうそう及びおたふくかぜ等の疾病については、治癒後2週間から4週間程度の間隔をおきます。
ウイルス性疾患(突発性発疹(とっぱつせいほっしん)、手足口(てあしくちびょう)病、伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)等)にかかった時
治癒後1週間から2週間の間隔をおいて接種します。
いずれの場合も、一般状態を主治医が判断し、接種する予防接種のその時点での重要性を考慮して決定することになっています。また、これらの病気の患者と接触し、潜伏期間内にあることが明らかな場合には、お子さんの状況を考慮して接種を決定することになっています。
予防接種に行く時のチェック項目
- 午前中の体温を測りましょう。
体温は、わきの下(腋下(えきか))で測ってください。接種場所でも再度、体温を測ります。37.5度以上の熱がある場合は接種できません。
- 受ける前のお子さんの体調を確認し、体調が悪いときは無理をしないようにしましょう。
- 『予防接種と子どもの健康』のガイドブックを読んで、受ける予防接種の効果・副反応などについて理解しましょう。
- 前回の予防接種や感染症にかかった後の間隔はあいているかどうか、確認しましょう。
- お子さんの健康状態をよく知っている保護者が同伴しましょう。
予防接種の予診票の【保護者自署】には、予防接種を受けるお子さんの保護者、後見人、親権者が氏名を記入することになっています。他のかたの署名の場合、予防接種が受けられないこともありますのでご注意ください。
- お子さんの予防接種は、保護者(父か母)の同伴が原則です。事情により保護者以外のかたが同伴される場合は、委任状の提出が必要です。
以下のPDFファイルからダウンロードし、印刷してご利用ください。委任状は保護者本人が記入し、代理人(同伴者)が予診票に添えて医療機関に提出してください。その際、記入漏れがないかご確認ください。
また、委任状は接種する予防接種ごとの提出をお願いいたします。(例えば、同日にB型肝炎とヒブと小児肺炎球菌の予防接種を受ける場合には、3枚の委任状を提出してください。)
取手市予防接種委任状(PDF:92KB)(別ウィンドウで開きます)
- 母子健康手帳と予診票、ボールペンを持ちましょう。
予診票
予診票は保健センターより送付したものを使ってください。
転入や紛失等で予診票がないかたは、以下の方法で保健センターへ発行申請してください。
- 保健センター窓口で申請
母子健康手帳や接種歴の分かるもの(予防接種済証など)を必ず持参してください。
予診票はその場でお渡しします。
- 電子申請
以下のページから申請してください。申請受付後、予診票を郵送します。
小児の予防接種予診票発行申請
予防接種説明書(予防接種と子どもの健康)は保健センターで配布しています
予防接種説明書(予防接種と子どもの健康)は、生後1か月頃に予診票と一緒に送付しています。
紛失などでお手元にない場合は、保健センターへお問い合わせください。
また、外国語版の予診票や『予防接種と子どもの健康』が必要なかたは、外国籍のかたの予防接種情報のページをご覧ください。
予防接種を受けた後の注意
- 予防接種を受けた後30分間は、会場でお子さんの様子を観察するように心がけましょう。
急な副反応がこの間に起こることがあります。
- 30分を待たずに会場からすぐに帰る時は、お子さんの変化に気をつけてください。急に様子が変わった時は、すぐに医療機関を受診しましょう。
- 生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意してください。
- 接種したところは清潔にしましょう。入浴は差し支えありませんが、接種したところをこすることはやめましょう。
- 受けた当日から翌日までは過激な運動は避けてください。
- 受けた後、高熱がでたり具合が悪くなって医師の診察を受けたときは、保健センターまでご連絡ください。
海外へ行かれるかたへ
海外へ行かれる場合、国によっては日本であまり接種されないワクチンの接種が必要な場合があります。
詳しくは厚生労働省FORTH海外で健康に過ごすためにのページ(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
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