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【10月1日から】取手市特定不妊治療費(先進医療)を助成します
取手市では、令和7年10月1日より医療費保険適用の生殖補助医療と、保険適用外の先進医療による治療を組み合わせて不妊治療を受けたかたに、治療費のうち先進医療にかかった費用の一部を助成します。
対象者
次の要件のすべてに該当しているかた
- 不妊治療を受けた夫婦であって「1回目の治療」の初日から申請日までの間、夫又は妻のいずれか一方が市内に住所を有するかた
- 生殖補助医療以外の治療法によっては妊娠の見込みがない又は極めて少ないと医師に診断され、医療保険が適応される生殖補助医療と先進医療を組み合わせて治療を行ったかた
- 治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦
- 令和7年4月1日から令和8年3月31日の間に治療を終了したかた
- 市税等に滞納がないかた
- 申請する特定不妊治療費(先進医療)について、取手市以外の地方公共団体が実施する助成金等の交付を受けていないかた
原則として法律婚を対象としますが、生まれてくる子の福祉に配慮しながら、事実婚関係にある夫婦も対象です。
助成対象となる治療等
- 先進医療の実施医療機関として厚生労働省へ届出を行っている又は承認されている保険医療機関において実施された先進医療
- 医療保険が適用される生殖補助医療と併せて実施する先進医療
対象となる先進医療(令和7年10月1日現在)
- 子宮内膜刺激術(SEET法)
- タイムラプス撮像法による受精卵・肺培養
- 子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチング)
- ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI)
- 子宮内膜受容能検査1(ERA)
- 子宮内膜受容能検査2(ERPeak)
- 子宮内細菌叢検査1(EMMA/ALICE)
- 子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ検査)
- 強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術(IMSI)
- 二段階胚移植術
- タクロリムス投与療法
- 膜構造を用いた生理学的精子選択術
- 着床前胚異数性検査1(PGT-A)
- 着床前胚異数性検査2
リンク:先進医療を実施している医療機関の一覧(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
最新の情報は、厚生労働省のホームページ(先進医療を実施している医療機関の一覧)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
助成対象外の治療
- 夫婦以外の第三者から精子・卵子・胚の提供によるもの
- 借り腹によるもの
- 代理母によるもの
- 医療保険適用の生殖補助医療と併用せず単独で実施した先進医療
- 医療保険適用外の生殖補助医療と組み合わせて実施した先進医療
- 他の助成制度により、助成を受けた先進医療
助成金額
先進医療に要した費用に対して、1回の治療につき上限4万円
- 保険診療と先進医療を組み合わせて行った治療のうち、先進医療に要した費用に対して助成を行います。(例えば、保険診療分の自己負担額が1万円・先進医療の額が3万円で計4万円を要した場合、助成額は3万円となります。)
- 1回の治療とは、医師が当該採卵に係る治療計画を作成した日から妊娠の確認(または医師が治療終了と判断した日)に至るまでの一連の過程をいいます。
助成の回数
保険診療の回数に準じ、初めての治療の開始時の女性の年齢が、40歳未満であるときは通算6回、40歳以上43歳未満であるときは通算3回まで。
- ただし、医師の判断に基づき、胚移植を行わずにやむを得ず治療を中止した場合は、この回数によらずに助成できます。
- 回数は1子ごとにカウントされ、出産によりリセットされます。
申請方法
下記の「申請時に必要なもの」を事前にご準備ください。申請方法は、「保健センター窓口での申請」または「郵送」の二通りがあります。
- 取手市立保健センター(取手ウェルネスプラザ2階)窓口で申請の場合
受付時間:平日(月曜から金曜)の8時30分から17時15分
- 郵送の場合(送料はご自身でご負担していただきます)
送付先:〒302-0024 取手市新町2丁目5-25 取手ウェルネスプラザ2階
取手市立保健センター 母子保健担当行
申請時に必要なもの
- 取手市不妊治療費補助金交付申請書
- 不妊治療(先進医療)受診等証明書 〈注意〉医療機関で記入・作成してください。
- 医療機関の発行する領収書及び診療報酬明細書
- 戸籍上の夫婦であることを証明する書類(戸籍謄本)
- 取手市特定不妊治療費助成金交付請求書
夫婦の一方が市外に在住の場合は、以下の書類を併せてご提出ください。
事実婚関係にある場合は、以下の書類を併せてご提出ください。
申請受付期間
- 令和7年10月1日(水曜)から令和8年3月31日(火曜)