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SDGs料理　根菜キーマカレー、じゃこ入りサラダ（学校給食のレシピ）

今回は、「持続可能な開発目標(SDGs)を考える料理」です。

SDGsは、世界全体で取り組む、地球を守って、世界中の人が幸せになるための目標です。日本では、まだ食べられる食品が捨てられてしまう「フードロス」が多いことが問題になっています。

今回の料理では、ごぼう、れんこん、にんじんを皮ごと使うことで、ごみを減らすことができます。また、ドレッシングを手づくりにしてペットボトルのごみを削減することもできます。みなさんも自分にできることから、SDGsを始めてみませんか。

令和5年1月16日（月曜日）に旧・取手市地区の中学校で提供された給食。メニューは、根菜キーマカレー、じゃこ入りサラダ、米飯、牛乳。各家庭でも、「食べるSDGs」に取り組んでみませんか。

SDGsの観点

• 根菜キーマカレー(主菜)は、ごぼう、れんこん、にんじんの皮を剥かずに調理。さらに、豚こま肉(動物性肉)の中に、環境への影響が少ないと言われる大豆ミート(植物性肉)を混ぜて使用。
• じゃこ入りサラダ(副菜)は、手作りドレッシングで市販品を使用すると出るドレッシングボトルを削減。

料理のレシピ

根菜キーマカレー（主菜）のレシピ（4人分）

材料	分量
豚ひき肉	200グラム
乾燥大豆ミート	20グラム
サラダ油	大さじ1杯
ごぼう、れんこん	合わせて100グラム程度 (ごぼう換算で約2分の1本、れんこん換算で小さめ1節)
たまねぎ	300グラム (2玉)
にんじん	50グラム (2分の1個)
ひよこ豆(水煮)	50グラム
にんにく	ひとかけ
しょうが	ひとかけ
トマト(水煮)	100グラム
カレー粉	小さじ2杯
チャツネ	大さじ1杯
ウスターソース	大さじ1杯
塩	少々
こしょう	少々
カレールウ	50グラム程度
水	適量

作り方

1. ごぼう、れんこん、にんじん、たまねぎを細かく切る(調理のポイント1を確認)
   しょうがをみじん切りにする(調理のポイント2を確認)
2. 乾燥大豆ミートをお湯でもどし、水切りする(調理のポイント2を参照)
3. 鍋にサラダ油と1で切ったにんにくとしょうがを入れて火にかける。香りが立ってきたら、豚ひき肉、1で切ったごぼう、れんこん、にんじん、たまねぎ、ひよこ豆(水煮)、2の大豆ミートを加えて炒める
4. 3にカレー粉を加えて炒め、トマト(水煮)、チャツネ、赤ワイン、ウスターソース、塩、こしょうを加える。
   ひたひたに水を加えて煮込み、具材に火が通ったら、カレールウを加える(調理のポイント3を確認)

（調理のポイント1）たまねぎは皮を剥くが、ごぼう、れんこん、にんじんの皮はむかない。ごぼう、れんこん、にんじんを切る前に、流水でよく洗うこと
（調理のポイント2）乾燥大豆ミートは、お湯にもどすと約3倍になります
（調理のポイント3）チャツネとカレールウは、メーカーによって味が異なりますので、お好みで量を調整してください

じゃこ入りサラダ（副菜）のレシピ（4人分）

材料	分量
キャベツ	200グラム (4分の1玉)
枝豆	30グラム (お好みで量を調整してください)
ちりめんじゃこ	大さじ2杯 (お好みで量を調整してください)
サラダ油	小さじ1杯
(以下、ドレッシング用)
にんにく	2分の1かけ
たまねぎ	8分の1玉程度 (お好みで量を調整してください)
サラダ油	少々
しょうゆ	大さじ2杯
サラダ油	少々
塩	ひとつまみ
酢	大さじ1杯
砂糖	大さじ1杯

作り方

1. にんにくとたまねぎをみじん切りにする
   切ったにんにくとたまねぎ、その他のドレッシング用材料を全部合わせ、混ぜ合わせる
2. キャベツを食べやすいサイズに切り、茹でる。キャベツは水気を切っておく(調理のポイント4)
   枝豆も茹でて、さやから外しておく
3. フライパンにサラダ油とちりめんじゃこを入れ、かりっとするまで炒める
4. 2のキャベツと枝豆、3のちりめんじゃこを合わせ、1で作ったドレッシングをかける

（調理のポイント4）キャベツは茹でる以外にも、蒸したり、電子レンジで加熱してもおいしく食べることができます