現在位置 ホーム > 防災・安全 > 防災・災害 > 「防災・災害」のお知らせ > 令和7年度水害時避難想定訓練を実施しました(令和7年7月26日)
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令和7年7月26日(土曜日)に水害時避難想定訓練を実施しました。本訓練は、水害時において、「マイ・タイムライン」等を活用し、住民が自ら避難先の確認や避難を開始するタイミングなどを確かめることにより、実際の災害時における速やかな避難行動および防災意識の啓発を図ることを目的としたものです。
実際の水害を想定し、市内浸水想定区域内に在宅する全住民を対象に、タイムラインに沿って避難行動の確認を行っていただくと共にTAC取手グリーンスポーツセンターを避難所として開設し、西、稲、寺田、野々井、戸頭地区の住民を対象に避難所までの避難訓練を行いました。また、避難所の開設決定や避難情報の発令など、災害対策本部員にて協議を行う災害対策本部訓練も行いました。
令和7年7月26日(土曜日)午前8時30分から正午まで
市内浸水想定区域にお住まいのかた
各警戒レベルに応じて、防災無線、防災ラジオ、メールマガジン、公式LINE、Yahoo!防災速報にて情報を配信しました。
前日の台風に伴う大雨の影響により、利根川取手新町水位観測所において、避難判断水位である6.9mに達し、小貝川水海道水位観測所においても、避難判断水位避難判断水位である6.1mに達したことにより、取手市内の浸水想定区域に警戒レベル3「高齢者等避難」を発令。
利根川、小貝川の水位がさらに上昇し、取手新町水位観測所、水海道水位観測所において、それぞれ氾濫危険水位である7.4mおよび6.5mに達したことにより、取手市内の浸水想定区域に警戒レベル4「避難指示」を発令。
利根川、小貝川の水位が下降し、取手新町水位観測所、水海道水位観測所において、それぞれ警戒レベル2氾濫注意水位である5.4mおよび4.6mを下回り、市内浸水想定区域の安全が確認されたことにより「避難指示」の解除および避難所の閉鎖。
実際の災害を想定し避難所では、入口で避難者の受付を行いました。
水戸地方気象台による気象防災に関するご講演をいただきました。
取手警察署による防犯対策に関するご講演をいただきました。
訓練にあわせて避難所で災害用トイレトラックの展示を行いました。
災害体験用VR機器を展示し、訓練参加者にご視聴いただきました。
避難所での受付の効率化に向け、LINEアプリを活用した避難所受付を試験的に実施しました。
市長が訓練についての講評を行いました。
我が家のタイムラインとは、水害などに備えた一人一人の避難のためのスケジュール表「マイ・タイムライン」を、誰でも簡単に作成できるように茨城県が簡略化したものです。
また、下記のリンク先からダウンロードも可能です。
(茨城県のページ)「我が家のタイムライン」を作ろう(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
マイ・タイムラインは住民一人一人のタイムラインであり、台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものです。時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待されています。
下記のリンク先から様式のダウンロードや作成方法を知ることができます。