現在位置 ホーム > 防災・安全 > 防災・災害 > 「防災・災害」のお知らせ > 井野団地・青柳地区自主防合同防災教室で出前講座を実施しました
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令和5年3月11日(土曜日)井野公民館において、井野団地自主防災会・青柳地区自主防災会主催の合同防災教室「災害から身を守るために」が開催され、安全安心対策課職員も参加し出前講座を実施させていただきました。
井野団地・青柳地区自主防災会では、令和3年から毎年、東日本大震災のあった3月11日に合わせて防災教室を開催しており、地域住民の災害に対する心構えや日頃の取り組みについて再確認し、防災意識の向上を図られています。
今回の防災教室では、3部構成で講演・出前講座が実施されました。
講師に国土交通省国土技術政策総合研究所 長屋和弘氏をお迎えし、昨年取手市で全戸配布を行った「取手市総合防災マップ」の掲載記事に触れていただきながら、主に地震災害に対する備えについてご講演いただきました。
長屋氏からは、防災備蓄品としてカセットコンロが適していることや、昭和56年以前に建設された家屋等については市で実施している耐震診断を積極的に利用してほしいといったご案内がありました。
安全安心対策課より、取手市総合防災マップに掲載してある各種ハザードマップの見方や、災害発生時における自助・共助の重要性の説明のほか、災害により建物に被害があった場合に市で発行するり災証明書について、使用用途や申請時の注意事項をご案内しました。
質疑応答では、「水害時緊急避難場所はどういった場合に使うのか」といった質疑があり、回答として「既に河川決壊等で災害が発生してしまい、安全な高台に避難が難しい状況の時に、緊急的に高層階がある水害時緊急避難場所に避難していただくことが想定される。市の職員などが配置される避難所とは意味合いが違う」とお答えしました。
「高齢者等避難」や「避難指示」等の避難情報が市から発令されたときは、時間に余裕をもって避難を開始し、危険な場所に取り残されないようにしましょう。
吉田消防署から、近年の市内における救急隊出動件数の推移の説明や、緊急通報時の注意事項として「落ち着いて、場所や傷病者の状態などをできるだけ正確に伝えるようにしてほしい」とお願いいたしました。
また、救急隊到着時に傷病者の疾患や服薬状況はとても重要な情報です。社会福祉課で実施している「緊急医療情報キット」(医療情報を専用容器に入れ冷蔵庫に保管しておく取り組み)を活用してほしいといった案内がありました。
安全安心対策課では、防災に関する出前講座を実施しています。
総合防災マップの説明や、マイ・タイムライン作成講座など、ご要望に合わせて講座を実施できます。
防災出前講座の開催を希望される自主防災組織や、その他団体のかたは、取手市教育委員会生涯学習課にお申し出ください。