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更新日:2025年12月22日

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表現の変容と学びの歴史が披露されました(藝大取手コレクション展・閉幕)

本イベントの概要

東京藝術大学大学美術館取手館にて2025年11月13日から30日にかけて「藝大取手コレクション展2025」が開催され、2582名の来場者でにぎわいました。2週間の会期中には取手館を建築した藝大教授らによるトークイベントや対話型鑑賞などの来場者参加型プログラムがコレクション展を彩りました。

藝大取手コレクション展の様子

校外学習の一環として地元の小学生がコレクション展を見学し、「また何度も来たい!」と貴重な経験をめいっぱいに楽しむ様子が見られました。

小学生5人が自画像の展示の前で鑑賞している様子

片岡啓介《空想人工魚図鑑》を前に1人の女性と4人の小学生が鑑賞している

東京藝術大学大学美術館取手館は、昨年で開館30周年を迎え、取手収蔵棟が令和6年に竣工しました。これを記念した本展示は、取手における藝大コレクションの特色を生かし「自画像」「卒業・修了制作」「教育資料」の3つのセクションに分けられました。4つの世代からなる「自画像:1925→2025」や「卒業・修了制作:学びの集大成」では時代とともに変容する藝大生の多様な表現に、足を止めてじっくりと作品に見入る来場者が多くいました。「過去に学ぶ:未来へ繋ぐ教育資料」では長年藝大生が教材として使用してきた高村光太郎の「獅子吼」や岡倉天心が座ったとされる椅子なども展示されました。

対話型鑑賞に参加した来場者は「希少な作品を一度に見ることで考えが活性化された。他の来場者と話すことで思ってもいなかった見え方が発見できた。」と充実した感想を語りました。


今後の予定

東京藝術大学大学美術館取手収蔵棟には、作品の保存だけでなく、収蔵品の保管と公開の機能を兼ね備えた「魅せる収蔵庫」があります。東京藝術大学美術館教員・スタッフによるガイドツアー形式で、一般公開をしております。取手コレクション展終了後も、「魅せる収蔵庫」での特別な鑑賞体験を楽しんでみてください。
なお、参加をご希望するかたは、事前予約制となりますので、参加方法をご確認ください。

お問い合わせ

文化芸術課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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