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更新日:2023年5月23日

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エシカル消費ってなあに

近頃よく耳にする「エシカル消費」という言葉をご存知ですか。エシカル(ethical)とは直訳すると「倫理的・道徳的」という意味です。令和元年度の消費生活展で取手市消費者サポーターが「エシカル消費」についての研修成果をわかりやすく発表していますのでご紹介します。

「エシカル消費」について考えよう(令和元年度消費生活展冊子より抜粋)

世界には、地球温暖化や海洋汚染など様々な問題があります。私たちは日々何らかの消費行動をしていますが、コットンやコーヒー、紅茶、カカオなど多くの物は途上国で作られています。しかし、その生産背景には、労働搾取や児童労働、環境破壊といった深刻な問題が潜んでいます。「エシカル消費」とは、より良い社会に向け、人や社会、環境に配慮した倫理的な消費行動のことです。私たちが、消費している物やサービスの生産背景を知り、児童労働などがなく、公正な取り引きが行われている物や、環境負荷の低い物を買うという行動を取ることは、それ自体が社会問題の解決への貢献なのです。

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGS)の一つに「つくる責任、つかう責任」があります。エシカル消費を日々の生活の中で考えることは、この目標達成の大きな一歩となります。「フェアトレード」を筆頭に、「地産地消」や「障がい者支援につながる商品」など、人や社会、地球や環境に配慮した、幅広い消費の形があります。

「消費」という行動は、食べることや使うこと、買い物など、私たちの生活そのものです。世界の未来を考え、持続可能な社会にしていくために大切なのは、私たちの日々の消費生活です。

エシカル消費の行動例

  • マイバッグを携帯する
  • 地産地消(地元の産品を購入する)
  • 被災地支援(被災地の商品を購入する)
  • 食べ残しを減らす
  • マイボトルを持ち歩く
  • 商品棚の手前から取る「手前どり」
  • 省エネや節電につながる行動を実践する

エシカル消費って何?(PDF:1,660KB)(別ウィンドウで開きます)

できることからはじめよう(PDF:1,636KB)(別ウィンドウで開きます)

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「エシカル消費」って何?「エシカル」とは「倫理的・道徳的」という意味

できることからはじめよう!あなたも今日からエシカル消費へ、第1歩!

用語

  • フェアトレード
    開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立をめざす貿易にしくみのこと
  • SDGS
    さまざまな社会的課題の解決方法を考えた「誰一人取り残さない」をキーワードに2030年までに達成すべき目標のこと
  • フードマイレージ
    食料の総輸送量・距離のこと(食料の輸送にかかるエネルギーなどを計算するもの)
  • リサイクル
    使い終わった物をもう一度資源に戻して製品を作ること
  • リユース
    再利用(一度使った物をごみにしないで何度も使うこと)

このページは、以下のSDGsのゴールと関連しています。

SDG's目標3「すべての人に健康と福祉を」画像 SDG's目標4「質の高い教育をみんなに」画像 SDG's目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」画像 SDG's目標10「人や国の不平等をなくそう」画像 SDG's目標11「住み続けられるまちづくりを」画像 SDG's目標12「つくる責任つかう責任」画像 SDG's目標14「海の豊かさを守ろう」画像 SDG's目標15「陸の豊かさも守ろう」画像

SDGsとは

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お問い合わせ

産業振興課消費生活センター

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-72-5022

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