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更新日:2024年11月8日

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有毒の特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください

外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている毒グモのセアカゴケグモが県内で発見されています。

セアカゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモで雌は毒を持っています。日本国内には生息していなかったクモですが、平成7年に国内で初めて発見され、その後全国に分布が拡大しています。

咬まれると痛みや痒みを感じるほか、頭痛や筋肉痛などの全身症状が出ることもありますのでご注意ください。

(注意)セアカゴケグモなど特定外来生物に指定されている生物は飼育、保管、運搬及び野外へ放つなどの行為が原則禁止されています。

セアカゴケグモの写真

写真出典環境省ホームページ(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)

特徴

  • 成熟した雌の体長は約0.7センチメートルから1センチメートルほどで全体が黒色、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある
  • 雄の体長は約4ミリメートルから5ミリメートルで、腹部背面は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり、その両側に黒紋が2列に並ぶ。成熟した雄は、腹部が細く頭部の触肢が丸く膨らんでいる
  • 卵のうは直径1センチメートルから1.5センチメートルの大きさ
  • 毒を持っているのは雌のみで、雄は毒を持っていない
  • 性質はおとなしく攻撃性はないが、素手で触ると咬まれることがある

生息場所

  • 日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣する
    (例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など
  • 屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して屋内に持ち込まれる可能性がある

(注意)セアカゴケグモに咬まれないように屋外で作業する場合は、軍手など手袋を着用してください。

駆除方法

市販の殺虫剤(ピレスロイド系)を散布したり、靴で踏みつぶしてください。

卵のうは殺虫剤が効きにくいので、バーナーで焼却したり、ビニール袋などに入れて踏みつぶしてください。

(注意)セアカゴケグモを見つけても、絶対に素手で捕まえたり触ったりしないでください。

咬まれたときは

セアカゴケグモに咬まれると、痛みや痒みを感じたり、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が現れることがあります。

咬まれた場合は、速やかに医療機関にご相談ください。より適切な治療を受けるためにも、駆除できた場合は駆除したクモを持参してください。

(注意)セアカゴケグモは特定外来生物に指定されているため、生きたままの移動は禁止されています。

お問い合わせ

環境対策課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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