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更新日:2024年10月2日

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取手西小学校で給食室の模擬探検授業をしました

市は、家庭科や社会科をはじめとした各教科と連携して、子どもたちの食への興味や関心、理解を深める取組を進めています。

令和5年9月27日(水曜日)に、取手市立取手西小学校は、最新のICT機器(テレプレゼンスロボット)を活用し、小学2年生を対象とした、学校給食に関連付けた生活科の授業を行いました。

テレプレゼンスロボットとは

  • テレプレゼンスロボットは、現場とリアルタイムでコミュニケーションをとるためのカメラ、ディスプレイ、マイク、スピーカーを備え、遠隔地からパソコンやスマートフォンで操作できる機器です。
  • 本授業で使用したものは、左右に300度、上下に90度自由自在に稼働するタイプのものです。

授業当日の機器操作

授業当日は、給食室の定点に設置したテレプレゼンスロボットと教室にある大型掲示装置とタブレット端末をつなぎ、給食室の様子をリアルタイム配信しました。テレプレゼンスロボットは、教室にいる子どもたちが遠隔操作しました。

授業の様子

テレプレゼンスロボットを介して、普段子どもたちが入ることができない給食室と教室をつなぎ、給食室で働く調理員等とリアルタイムに交流することで、子どもたちは生活を支える人々の活動を学習しました。具体的には、3校時と5校時でそれぞれ違う映像配信を行いました。

ココア揚げパン、シチュー、海藻サラダ、牛乳がお盆の上にのっている。
令和5年9月27日(水曜日)に取手西小学校で提供された献立。内容は、ココア揚げパン、シチュー、海藻サラダ、牛乳。

給食調理の配信

映像を指さしながら、パンを揚げる工程を説明する白衣を着た女性
パンを揚げる様子を観察する子どもたちと、調理工程を説明する学校栄養士

大型の釜に入ったソースをかき混ぜる様子を、映像を介して見る子どもたち
シチューのソースを作る様子を観察する子どもたち

食器の片づけや生ごみの分別の配信

白衣を着た女性が、袋に入った給食の食べ残しを子どもたちに対して映像越しに見せている
学校栄養士が給食の食べ残しを映像越しに説明しています

可燃ごみの袋に入った堆肥を子どもたちに見せる女性教諭
取手西小学校では、学校内に設置した生ごみ処理機により給食残渣をたい肥化し、学校内の花壇やプランターの肥料として活用しています。子どもたちは、実際の肥料を目で見て、肥料の色味や香りを確認しました。

タブレット端末を介して給食室の様子を観察する子どもたち

タブレット端末を囲んで映像を見る子どもたち
子どもたちは、タブレット端末で給食室にあるテレプレゼンスロボットを遠隔操作しました

児童からの感想

  • 給食室は、少ない人数で色々な役割がある人が働いていた。
  • お皿は汚れをきれいに落とすため、1回だけでなく、何回も洗う必要があるとわかった。
  • おいしい給食を作ってくれている調理員さんに感謝したい。もったいないので、食べ残しをしないよう気をつけたい。

お問い合わせ

保健給食課 

茨城県取手市藤代700

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-83-6610

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