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市は、家庭科や社会科をはじめとした各教科と連携して、子どもたちの食への興味や関心、理解を深める取組を進めています。
令和5年9月27日(水曜日)に、取手市立取手西小学校は、最新のICT機器(テレプレゼンスロボット)を活用し、小学2年生を対象とした、学校給食に関連付けた生活科の授業を行いました。
授業当日は、給食室の定点に設置したテレプレゼンスロボットと教室にある大型掲示装置とタブレット端末をつなぎ、給食室の様子をリアルタイム配信しました。テレプレゼンスロボットは、教室にいる子どもたちが遠隔操作しました。
テレプレゼンスロボットを介して、普段子どもたちが入ることができない給食室と教室をつなぎ、給食室で働く調理員等とリアルタイムに交流することで、子どもたちは生活を支える人々の活動を学習しました。具体的には、3校時と5校時でそれぞれ違う映像配信を行いました。
令和5年9月27日(水曜日)に取手西小学校で提供された献立。内容は、ココア揚げパン、シチュー、海藻サラダ、牛乳。
パンを揚げる様子を観察する子どもたちと、調理工程を説明する学校栄養士
シチューのソースを作る様子を観察する子どもたち
学校栄養士が給食の食べ残しを映像越しに説明しています
取手西小学校では、学校内に設置した生ごみ処理機により給食残渣をたい肥化し、学校内の花壇やプランターの肥料として活用しています。子どもたちは、実際の肥料を目で見て、肥料の色味や香りを確認しました。
子どもたちは、タブレット端末で給食室にあるテレプレゼンスロボットを遠隔操作しました
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