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【募集終了】市民大学講座「わかりやすい源氏物語（宇治十帖・総角巻ー愛と道心のはざまに）」

宇治十帖（うじじゅうじょう）は、平安京中枢の栄華と権勢から疎外された幽寂（ゆうじゃく）の地、宇治に展開する八宮(はちのみや)の姫君たちの運命の物語。今回は総角（あげまき）巻を取上げます。薫の求婚、妹中君と匂宮（におうみや）の結婚に対する苦悩の末に、宮家の誇りに殉ずる大君の想念を中心に鑑賞しましょう。

講座項目（実施日）

【第1回】令和6年8月20日（火曜日）

八宮一周忌準備のために宇治を訪れた薫は恋慕の情に堪えず、大君に接近。大君は恋愛関係を拒み、一夜を明かす。

【第2回】令和6年8月30日（金曜日）

八宮一周忌明け。なおも求婚する薫に大君は妹中君との結婚を勧めようとする。薫、これに対して中君に執心する匂宮を手引きしてしまう。

【第3回】令和6年9月3日（火曜日）

大君、薫の行為を悲しみ、好色の名の高い匂宮への不信を募らせ、中君の将来への不安、父宮の遺言に背いたとの自責の念にさいなまれる。

【第4回】令和6年9月6日（金曜日）

匂宮と夕霧右大臣の姫結婚との噂にいよいよ愛の不毛に絶望した大君は、薫への好意を胸に秘めつつ宮家の誇りに殉じて生涯を終える。

会場

取手ウェルネスプラザ　セミナールームAB

時間

午後2時から午後4時（午後1時から受付）

講師

赤塚 雅己（あかつか まさみ）氏（聖徳大学オープン・アカデミー講師）

受講料

2,400円（全4回分）

（注意）：納入後の受講料はお返しできません

募集人数

80人（先着）