現在位置 ホーム > 文化活動・観光 > 生涯学習・スポーツ > 「生涯学習・スポーツ」の講座・イベント > 市民大学特別講座アーカイブ > 令和6年度市民大学特別講座
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取手市では、平成25年度より市民大学講座を実施しております。
市民大学講座は、市民のかたの「知りたい・学びたい」というニーズに応えるもので、健康や環境、歴史など様々な分野の講座を実施しています。なお、市民大学講座はどなたでも受講できます。
空間を把握し、その力を用いることは、すべてのリーダーにとって重要な資質である。はたして、建築家は何を考えているのか。建築を設計するときに存在する多次元的な価値に対して、どのように向き合っているか。いくつかの事例を紹介しつつ、建築のデザイン世界を探求する。
最近の宇宙観測によって、宇宙の成り立ちや宇宙創生と進化の歴史について多くのことが分かってきました。膨大な観測データの分析のために機械学習やAIを用いた新しい技術が使われ、理論研究のツールとしてコンピューターを用いた現実的なシミュレーションが活用されるようになり、宇宙の姿と直接比較できるようになりました。最先端の研究がどのように進められているか分かりやすく解説します。
現在我々はSociety4.0とも位置付けられる情報化社会に生きている。そして情報化とは脱物質化・脱身体化とも換言できる。情報化により様々なサービスやビジネスが生まれた。今回のコロナ禍であっても、大学や企業において講義や会議を辛うじて行うことができたのも情報化の貢献といえる。しかしながら、現状の遠隔会議システムをはじめとする情報ツールを介したコミュニケーションにおける身体性の喪失により、諸問題が顕在化しつつある。
テレイグジスタンス技術やアバター技術、触覚技術などは情報化社会に身体性を取り戻す、いわばポスト身体社会を目指した試みともとらえることができる。本講義ではポスト身体社会における多様な身体性を扱うための研究「自在化身体」について紹介するとともに、Society5.0における「こころ」と「からだ」の新たな関係を展望する。
動物の卵から親になるとき、どのような仕組みになっているのか。この問題はギリシャ時代から長い間、多くの人々が感心を持ち、研究がなされてきた。ちょうど100年前まではその仕組みは全く分からなかったが、最近少しずつ明らかになってきた。その仕組みとはどのようなものであり、人は他の生物とどこが違うのか。様々な動物が現在まで歩いてきた道とヒトの歩いてきた道(生命誌)との違いはどのようなものであろうか。そのような中で各動物種の老化や寿命がどのようにして決まっているのか、そして今、再生医療やiPS細胞が注目を浴びているが、それは何を目指しているのかについて述べてみる。
冬は星空が美しい季節ですが、この見上げた夜空の向こうには、いったいどんな世界が広がっているのでしょうか。宇宙シミュレータを使いながら、地球を出発して138億光年彼方の宇宙の果てまで、私たちが住むこの宇宙の姿を俯瞰するとともに、その途中途中で、最近の天文学の話題も分かりやすく紹介したいと思います。
『医学生とその時代』(中央公論社、2008)に使用された東京大学医学部卒業アルバムからの写真をもとに、150年の歴史を刻んできた日本の近代医学と近代科学の歩み、さまざまな科学の考え方、さらに西欧において科学が成立した思想的背景を紹介する。
(注意)
過去の特別講座の詳細は下記リンク先をクリックすると閲覧できます。