現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 市長・副市長・教育長 > 副市長 伊藤 哲 > 【大地からはじまること】山王小学校の特色ある取組(副市長 伊藤哲)
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副市長の伊藤哲です。昨日に、山王小学校で行われた「大地からはじまること」の授業を視察しました。
山王小学校は、令和3年度から「小規模特認校」となり、小規模であることを生かした個々に応じた教育を進めています。さらに、同校は、「国際教育の充実」や「アーティストとの教育プログラム」を柱とした新たな教育プログラムを展開することで、こどもたちの「創造する力・表現する力」を育むよう取り組んでいます。
このプログラムの一環として、取手アートプロジェクトと取手藝術大学の皆さまのご協力により、こどもたちが地元でとれた材料を活用して土器を制作する「大地からはじまること」の学習を毎年展開しています。
今年で5年目を迎えるこの学習は、全校児童が学年の垣根を越えて一緒に参加し、それぞれの工程で、こどもたちの感性を刺激するアーティストの皆さまの解説のもと、進行していきます。こどもたちは、山王の田んぼにある土の感触を確かめながら、土器用の粘土の原料となる土を集めます。その土を含めてブレンドされた粘土をこねて、こどもたちはオリジナルの土器を創り上げます。自然乾燥された土器は、地元の皆さんからご提供された木材を加工した薪で焼き、完成となります。
今回視察した授業では、土器の装飾と薪づくりが行われていました。


今回制作する土器は、「植木鉢」だそうです。植木鉢の用途を考えて、水はけができるよう土器の裏に思い思いの穴を開けたり、模様を彫ったり、玉型やとげとげの装飾をつけたりと、小さなアーティストたちは一生懸命創作活動に励んでいました。

こどもたちの中には、職場体験に来ていた藤代中学生もいました。

こどもたちは、木材にさした「くさび」をハンマーで打ち込んで、薪を作っています。くさびを使って自分で薪を作る体験は、なかなかできるものではなく、山王小学校ならではではないでしょうか。薪が割れた際には、こどもたちから大きな歓声があがっていました。
完成した土器は、山王小学校内で、盆栽用の植木鉢として活用されるようです。

写真は、昨年の授業で制作された鉢に盆栽を活けたものです。山王小学校では、市内在住のかたが校内でこどもたちが楽しめるようにと、盆栽を活けられているそうで、学校の授業にもご参画いただいています。そういったなかで、今年度分の作品の焼き上がりとそこに活けられた盆栽の鑑賞が今から楽しみです。