現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 市長・副市長・教育長 > 市長 中村 修 > 企業と連携した災害に強いまちづくり(市長 中村修)
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取手市長の中村修です。
先日、取手市は株式会社ジョイフル本田様と「災害時における支援活動協力に関する協定」を締結いたしました。
近年、能登半島地震をはじめとする大規模な災害が頻発しており、被災された方々への速やかな物資調達や避難場所の確保が喫緊の課題となっています。昨年の能登半島地震では、今も多くの方が避難生活を余儀なくされており、災害への備えの重要性を再認識したところでございます。
今後、取手市で起こりうる様々な災害課題を解決するためには、行政や企業がお互いに連携・協力していくことが不可欠です。
本協定の締結により、ジョイフル本田守谷店様の駐車場の一部を車中避難場所として利用できるほか、同店で販売している日用品、食料品、ペット用品などを、優先的に供給していただくことが可能となります。さらに、市の要請に応じて、物資の輸送にもご協力いただけることになりました。
ジョイフル本田様は、2011年の東日本大震災、2015年の常総地域水害、2019年の利根川氾濫時など、これまでにも数々の災害対応にご尽力されてきました。その経験と実績に裏打ちされたご協力は、被災者の生活支援に大きく貢献するものと期待しております。
平時のときこそ、こうした取り組みを通じて、災害への備えを整えていくことが重要だと考えます。本協定の締結は、取手市の防災体制を一層強化し、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりに向けた重要な一歩となります。今後も、市民の皆様の安全と安心のため、関係機関と連携を密にしながら、防災対策を推進してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。